札幌の地下鉄で通勤する場合、どのくらい利用すれば元が取れてお得になるか計算しました
結果からいうと、毎月21回往復すると定期代=乗車券代になります
(内訳:10,500÷250=42 → 21往復)
定期代は乗車42回分の価格設定ということですね
サピカはチャージで利用すると10%のポイント還元があります
10回乗ると1回タダです
この記事では、ポイントやオートチャージを使って 地下鉄をより良く利用する方法が書いてあります
札幌市交通局:かんたん料金検索
ポイントを含めると定期代との差はいくら?
チャージで42回(21回往復)乗車すると、3回タダになるので39回分の料金(9,750円)になります
ですが、実際の通勤は21往復になることは少ないと思うので、祝日がなく利用回数が1番多い6月を例に計算し直したいと思います
わかりやすくするために、乗車人員のデータから 利用数が多い 2区の料金(250円)を使用
(画像クリックで公式サイト)
地下鉄 乗車人員 データ(札幌交通局)
札幌 地下鉄 料金表(札幌市交通局)
区数分けの基準(札幌市交通局)
6月カレンダー
6月の30日間を2区250円の料金で計算
1か月定期代:10,500円
3か月分の定期の月割:9,976円
土日が休みの場合(出勤日数22日)
通常料金:11,000円
チャージ利用:10,000円
土曜隔週休みの場合(出勤日数24日)
通常料金:12,000円
チャージ利用:11,000円
日曜が休みの場合(出勤日数26日)
通常料金:13,000円
チャージ利用:12,000円
結論
もっとも利用数が多い6月でこの結果なので、1年間を通すとチャージ利用が最もお得になる人が多いです
令和3年度(2021年度)平日の回数と祝日の回数
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 |
21日 | 18日 | 22日 | 20日 | 21日 | 20日 | 20日 | 20日 | 23日 | 20日 | 18日 | 22日 | 245日 |
1日 | 3日 | 0 | 2日 | 2日 | 2日 | 0 | 2日 | 0 | 2日 | 2日 | 1日 | 17日 |
(12月は年末休暇がある会社が多いので除外)
このあとオートチャージを解説しますが、クレジットカードのポイントを含めると、さらにその差は開きます
サピカのオートチャージはクレジットカードのポイントが貯まります
楽天カードなど一般的なクレジットカードの場合100円で1ポイント付きます
楽天カード公式サイト
お得なチャージがさらにお得になるので、オートチャージにしないのはもったいないです
ですが、オートチャージには注意点があります
▪申し込みは郵送からだけ
▪無記名SAPICA、こども用SAPICAでは申込できない
▪地下鉄の改札機、バス・市電の運賃箱にタッチしたときオートチャージされる
▪1日3,000円、1カ月30,000円がオートチャージ限度額
▪申し込みは画像の申込書による郵送だけです(公式サイト)
▪オートチャージに使えるSAPICAは【記名SAPICA】【SAPICA定期券】です
福祉割引SAPICAも利用できます
▪買い物による使用ではオートチャージされません
改札などにタッチした場合のみです
▪限度額が設定されています
紛失した場合のリスク回避です
定期がお得になる場合
チャージ利用のメリットは以上になりますので、次は定期のメリットを考えていきます
定期は、定期申請した路線内の乗り降りが自由にできます
休日に利用する場合や、通勤や退勤で寄り道する人などは、料金を気にせず利用できるため便利です
会社が交通費を全額出してくれる場合などは、福利厚生の一環として使わせてもらいましょう
まとめ
ほとんどの場合チャージ利用が1番お得になる
理由
▪3か月定期で20往復、1か月で21往復以上乗らないとモトをとれない
▪10%のポイント還元がある
▪クレジットカードのポイントが付く
定期のメリット
▪定期申請した路線内の乗り降りが自由にできる
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